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アダルトチルドレンが信じているストーリーとは?
アダルトチルドレンの人は多かれ少なかれ、親から刷り込まれたストーリーを信じてしまっています。
心理学の用語では、人生シナリオとか人生脚本というような言い方もありますが、この記事の中では「ストーリー」で統一します。
ハッピーエンドになるような良いストーリーならばいいのですが、アンハッピーにしかならない悪いストーリー、役に立たないストーリー、悪影響なストーリー、呪いのようなストーリーを信じてしまっています。
小さい子供は生まれたときの両親が幸せそうにしているのをみると、「自分がいるから両親は幸せなんだ」「自分の存在が両親に幸せをもたらしているんだ」「自分には価値があるんだ」というストーリーになります。
逆に、両親が不幸なのをみると、「自分がいるから両親は不幸なんだ」「自分の存在が両親を不幸にしているんだ」「自分なんか生まれてこなければよかったんだ」「自分には生きている価値がないんだ」というストーリーになります。
どちらも、思い込み、信じ込みに過ぎませんが、思い込んだことがその人の人生をつくっていって事実になってしまいます。
また、子供は自分のそもそもの価値とは関係なく、親が自分にとった態度によって自分の価値を決めてしまいます。
親が自分のことを丁寧に接してくれたり、愛のある言葉をかけてくれたり、大切にしてくれていると感じられたら、「自分は大切な人なんだ。価値があるんだ」「自分は幸せになっていいんだ」というストーリーになります。
逆に親が自分のことをないがしろにしたり、攻撃したり、虐めたりして、大切にされていないと感じたら、「自分には価値がないんだ」「これだけ怒られるのは自分が相当悪い人間だからだ」「自分は幸せになってはいけないんだ」というようなストーリーになってしまいます。
アダルトチルドレンの人は「違う親に育てられていたら、今のようになっていなかったと思いませんか?」と質問すると「はい。そう思います」と回答されます。ですから、もう一度、過去のダメージを受けた自分、愛されなかった自分を育てなおす必要があります。そのためのカウンセリングなのです。
親から受け継ぐ負のストーリー
実は親が信じているストーリーが子供にそのままコピペされてしまいます。
例えば、母親が「男なんてみんな屑だ。女を道具みたいに思っている」というストーリーを信じていたら、その娘は屑のような男とばかり関わることになってしまいます。
気づいたら、母親と同じようなパターン、同じような苦労、同じような人生になってしまいます。
いわゆる、家族連鎖というものです。これにあがなうのはとても大変で、歳をとればとるほど母親に似てきてしまいます。
「母親のようになりたくない!」と強く思っている人ほど要注意です。
プロのカウンセラーの力を借りない限り、自力で家族連鎖を断ち切ることは難しいでしょう。
テレビやアニメや絵本から影響を受ける負のストーリー
「子供のころに好きだった絵本は?」
「子供のころに好きだったテレビアニメは?」
「子供のころに好きだった漫画は?」
「どうして好きだったのか?」
「どのキャラクターが好きだったのか?」
などを深く聞いていくと、その人が影響を受けているストーリーを知ることができます。
「フランダースの犬が好きだった」とか、悲劇のヒロインのストーリーが好きな人は悲劇のヒロインを自分の人生で演じることになります。
「女性にモテない」という男性で「寅さんが好き」という人がいました。寅さん、最後にはいつも振られてモテないですよね?
「人と仲良くなれない」「人をバカにしてしまう」という人で、ドラゴンボールのベジータが好きという男性がいました。自己中心的なキャラクターに憧れるとそうなってしまうのです。
「小公女」が好きだった女性で、学校時代に周りに自分を虐めさせたきた人もいました。
あなたはどんなストーリーの影響を受けてきましたか?もう一度、チェックしてみてください。
そのストーリーはあなたの理想の未来にとって必要でしょうか?
人生ストーリーを変える方法とは?
まずは、自分が信じているストーリーに気づくことです。
認識できないものはコントロールできません。
でも、認識できればやめることを選択することができます。
何かいつも同じようなパターンを繰り返しているな~と気づいたとき、
「自分はどんなストーリーを信じているのかな?」と自問自答してみましょう。
また、何かこだわりのある意見、偏った考えがあったとき
「この考えは自分のオリジナル?それとも、親のもの?」という質問を自分にすることで、親から無意識に受け継いでしまったストーリーに気づけるでしょう。
「もし、そのストーリーが無かったら、どうなる?」と自問自答してみるといいでしょう。
ただし、表面の自分が意識するだけでは根本改善はしません!
過去の自分、インナーチャイルドが信じ込んだままだと現実が変化しないのです。
よって、過去のきっかけとなった自分を思い出してアクセスし、その自分に「そのストーリーは間違っているよ!こういうストーリーの方がいいよ!」と再教育する必要があります。
ストーリーを再教育すれば、新しい人生に乗り換えることができます。
例えるならば、悲劇の映画のDVDを取り出して、ハッピーエンドの映画のDVDを入れなおすようなものです。
ストーリーの変更は映画DVDのタイトルを変更するようなイメージです。
そうすれば、目に映るあなたの現実世界でもタイトル通りのハッピーエンドの映像が流れてくるのです。
あなたも自分の人生ストーリーを変更して人生を乗り換えたいと思いませんか??
あなたは次の10項目にいくつ当てはまっていますか?
1. 父親との関係が悪かった。母親から父親の悪口をさんざん聞かされてきた
2.父親から興味・関心をもって話しかけられたことがない。父親とまともな会話をしたことがない
3.小さい頃から、親よりも自分の方が大人だと思っていた
4. 「NO」と断ることができないため、理不尽な要求に従ってしまう
5.どうせ自分の気持ちなんて誰も分かってくれないと思っている
6.自分には価値がない、自分は必要のない存在だと思っている
7.頑張り過ぎ、やり過ぎとよく言われる。休むことができない。一体いつまでがんばればいいんだろうか?と思っている
8.ずっと溜め込んできた親への恐怖、怒り、恨み、罪悪感を解放したい
9.何が異常で、何が普通なのか?自分の意見や基準がないのでわからない
10.自分がお店に入ったり、列に並んだりした途端、なぜだか急に人が増える
「あっ!まさに私のことだ!」と思ったのではないでしょうか?
5つ以上当てはまったあなたはアダルトチルドレンの部分を抱えています。
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プロフィール
はじめまして。アダルトチルドレン専門カウンセラー 父性の専門家 大堀 亮造(おおほり りょうぞう)です。 3人の娘の父親としての経験を活かしながら、東京 吉祥寺の一室(吉祥寺駅から徒歩7分)で父親に愛されなかったアダルトチルドレン専門のカウンセリングを行っています。ZOOMカウンセリングも可能なので日本全国、海外の人でも対応可能です。2007年に心理カウンセラーの民間資格を取得してから、延べ5,541件のアダルトチルドレンのカウンセリング実績(2022年1月時点)があります。 アダルトチルドレンの父親役ができるカウンセラーとして日本一の実績です。(お客様の声143名以上サイトに掲載) アダルトチルドレンの問題を根本解決するには「父性」を身につけることが必要という真実を多くの人に伝えることが私の使命です。 今まで誰も書いてこなかった「アダルトチルドレンと父性の関係」について多くの人に知って欲しいと思い、2018年1月11日に書籍「なぜ、あなたのアダルトチルドレンは改善されないのか?父親から愛されなかったあなたへ」を出版させていただきました。 ※お蔭様でアマゾン「親子関係」売れ筋ランキングで第1位になりました! 私の強みは、あなたのお父さん代わりとなって、ただ癒すだけの母性的カウンセリングではなく、あなたの人生を励まし、応援しながら自信を与えて自立させる父性的カウンセリングができること、普通の家庭で育った普通のお父さんなので、アダルトチルドレンに「普通とは何か?」を教えることができることです。