アダルトチルドレンについて

アダルトチルドレンと発達障害について

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アダルトチルドレンと発達障害の関係

発達障害はアダルトチルドレンと症状が似ているのでよく混同されます。

実際のところは発達障害を持っているアダルトチルドレンもいれば、発達障害を持っていないアダルトチルドレンもいるというのが現状です。

発達障害のような症状でもカウンセリングで改善するケースもあります。物が覚えられないとか、集中できないとか、コミュニケーションの問題で緊張して脳が正常に機能していない人は改善します。しかし、発達障害そのものはもちろん脳の問題なのでカウンセリングでは改善できません。

実は、発達障害を「岡田式AC判別法」に当てはめるととてもわかりやすくなります。

岡田式AC判別法とは、虐待専門カウンセラーの岡田ユキ先生が自らの壮絶な虐待経験を乗り越える中で開発した日本人向けのアダルトチルドレン判別法です。

※岡田先生と私では体験が違うので、(私は虐待された体験がない)岡田先生の岡田式AC判別法の使い方や説明と、私の使い方や説明では異なる部分があると思いますが、ご了承ください。私なりに独自の解釈で使わせていただいています。

岡田式AC判別法では、人間を50%、100%、200%の3つのタイプに分類します。

50%・・・甘やかし過ぎ、物事の道理を教えない、わがままさせ放題、叱らないという母性過剰&父性不在の家庭で育った人。普通の人の半分しか達成できていないのに100%できていると勘違いしている人です。傲慢、怠慢、厚顔無知、威張る、権威(資格や肩書)に弱い、自分勝手、自己中心的、利己的、プレゼン上手、何でも人のせいにする、言ったことをすぐ忘れる、無責任、これといった結果を出せていないという特徴があります。

100%・・・両親が機能した家庭で育った普通の人です。

200%(アダルトチルドレン)・・・厳しすぎ、否定し過ぎ、虐待、無視(ネグレクト)などの母性不在&父性不在の家庭で育った人。普通の人の2倍達成できていても50%しかできていないと勘違いしている人です。自己否定、自分が嫌い、自己価値が低い、NOと言えない、プレゼン下手、自分がない、他者中心で周りに気を遣い過ぎる、やり過ぎ、がんばり過ぎ、完璧主義、何でも自分のせいにする、言ったことをずっと覚えている、責任を取り過ぎる、いつも良い人、世話をする人、しっかり結果を出してきているという特徴があります。

あなたはこの3つのどれに当てはまるでしょうか?

発達障害を岡田式AC判別法で分析する

広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群、トゥレット症候群)は50%です。

アスペルガー症候群の対となる表現としてカサンドラ症候群というのがあります。これは50%のアスペルガー症候群の夫を持って病んでしまった200%の妻という構図です。私のカウンセリングを受けに来る女性で夫の話になると、「ご主人はアスペルガー症候群では?」と教えることで、「自分のせいではなかったんだ」「夫は自分を愛してないわけではなかったんだ」「脳の障害だったのだ」と知ることで、かなり心が楽になるパターンが多いです。

「自分はアスペルガー症候群ではないか?」と心配してカウンセリングを受けに来る人がいますが、アスペルガー症候群の人が自らカウンセリングを受けるということはまずありませんのでご安心ください。アスペルガー症候群の周りの人達が困っているのであって、当の本人が困っているということはないのです。

●アスペルガー症候群の人の特徴

1.他人の感情が分からないので相手が傷つくようなことを平気で言ってしまう。空気が読めない。

2.一方的に自分の話ばかりをいつまでもする。

3.視覚能力、書類関係には強く、勉強はできる。(弁護士や裁判官になっている人が多いです)

4.自分のルールややり方に強いこだわりを持ち、ものすごい集中力で1つのことをやり遂げる。(職人的)自分のルールややり方を乱されると怒ったり、パニックになる。

5.自分よりも尊敬できる人、強い人の言うことは聞くが、それ以外の人はバカにして相手にしない傾向にある。

また、学習障害(LD)の人は200%が多いです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)の人は50%の人と200%の人がどちらもいます。ちなみにADHDの傾向が強い人は私のカウンセリングを受けても効果が出にくいことがわかったのでお断りしています。

あなたは次の10項目にいくつ当てはまっていますか?

1. 父親との関係が悪かった。母親から父親の悪口をさんざん聞かされてきた

2.父親から興味・関心をもって話しかけられたことがない。父親とまともな会話をしたことがない

3.小さい頃から、親よりも自分の方が大人だと思っていた

4. 「NO」と断ることができないため、理不尽な要求に従ってしまう

5.どうせ自分の気持ちなんて誰も分かってくれないと思っている

6.自分には価値がない、自分は必要のない存在だと思っている

7.頑張り過ぎ、やり過ぎとよく言われる。休むことができない。一体いつまでがんばればいいんだろうか?と思っている

8.ずっと溜め込んできた親への恐怖、怒り、恨み、罪悪感を解放したい

9.何が異常で、何が普通なのか?自分の意見や基準がないのでわからない

10.自分がお店に入ったり、列に並んだりした途端、なぜだか急に人が増える

「あっ!まさに私のことだ!」と思ったのではないでしょうか?

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プロフィール

はじめまして。アダルトチルドレン専門カウンセラー 父性の専門家 大堀 亮造(おおほり りょうぞう)です。 3人の娘の父親としての経験を活かしながら、東京 吉祥寺の一室(吉祥寺駅から徒歩7分)で父親に愛されなかったアダルトチルドレン専門のカウンセリングを行っています。ZOOMカウンセリングも可能なので日本全国、海外の人でも対応可能です。2007年に心理カウンセラーの民間資格を取得してから、延べ5,541件のアダルトチルドレンのカウンセリング実績(2022年1月時点)があります。 アダルトチルドレンの父親役ができるカウンセラーとして日本一の実績です。(お客様の声143名以上サイトに掲載アダルトチルドレンの問題を根本解決するには「父性」を身につけることが必要という真実を多くの人に伝えることが私の使命です。

今まで誰も書いてこなかった「アダルトチルドレンと父性の関係」について多くの人に知って欲しいと思い、2018年1月11日に書籍「なぜ、あなたのアダルトチルドレンは改善されないのか?父親から愛されなかったあなたへ」を出版させていただきました。

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私の強みは、あなたのお父さん代わりとなって、ただ癒すだけの母性的カウンセリングではなく、あなたの人生を励まし、応援しながら自信を与えて自立させる父性的カウンセリングができること、普通の家庭で育った普通のお父さんなので、アダルトチルドレンに「普通とは何か?」を教えることができることです。